英熟語(イディオム)の覚え方のコツ
イディオムって覚えづらいですよね。
今回はその覚え方と本番で役に立つ勉強法を書きます。
以下イディオムと熟語は同じ意味で使っています。
ズバリ、イディオムを覚えるコツは・・・・・・・・・・・・・・・繰り返しです。
それ以外にはありません。
ちまたでは語源で覚えろとかイメージで覚えろとか言われていますが、単語ならまだしもイディオムには通用しません。
暗記しかありません。
イディオムは簡単な数語の簡単な単語から構成されており、その単語の意味とイディオムの意味が乖離しているからです。
したがって単語の意味から、そのイディオムの意味を推測することは不可能に近いです。
例を挙げてみます。
put off A というイディオムがありますね。
これを単語の意味だけから類推してみてください。・・・・・・・・・・できませんよね。
ちなみにこれは postpone と同じ意味で 「Aを延期する」という熟語です。
このようにイディオムはひとつひとつ丁寧に、根気よく覚えていくしかないのです
英熟語の勉強法【大学受験】
イディオムの勉強法は基本的に単語と同じです。
見て、書いて覚えます。
たまに書くのは時間のむだではないかという人がいますが、それはあまり正しくありません。
確かに最初から書きまくって覚えるのはあまり効率がよくないので、音読を繰り返してから最後に書いて確認するというのがベストかもしれません。
が、書く事は重要です。
なぜ書くことが重要かというと、英語が実技科目に近いという性質があるからです。
『英語の勉強は半分理性で覚え、半分身体で覚える』 というのが的を射ていると思います。
特に単語熟語は身体で覚えるという要素が強いです。
例えば私たちが日本語を書くとき、文の内容はもちろん考えていますが、漢字や平仮名をいちいち意識して書いていないですよね。
それと英語も同じで、英語に習熟したければ、必須の単語熟語くらいは無意識に書けるようにしないといけません。
頻出の英熟語まとめ
長文読解で非常によく出てくる熟語を、少しまとめてみたいと思います。
take in A = understand Aを理解する
come across A = meet A by chance A(人)に偶然会う
occur to A A(人)の頭に浮かぶ
stand for A = represent A Aを表す
stand by A =support A Aの力になる
break down A 故障する、動かなくなる
break up A (会議、パーティなどが)終わる
look for A (=search for A)Aを探し求める
come by A(=obtain A /get A) Aを手に入れる
wait on A (=serve A) Aに対応する
もちろんここに挙げたのは、ほんの一例です。
まだまだいっぱいあるので、お手持ちの熟語集などでゴリゴリ覚ていってください。
何か質問や誤りの指摘などがありましたらコメント欄からお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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