『文頭でBecauseとかButを使ってはいけない』など、聞いたことある方は多いのではないでしょうか?
この記事では、どの接続詞を文頭で使っていいのか、ダメなのかを詳しく解説しています。
わかりやすいように丁寧に説明しますので、英語が苦手な方も安心して着いてきてください!
目次
文頭で使っちゃダメな英語の接続詞
文頭で使用してはダメな接続詞をひとつずつ見ていきます。
and|but|so
and,but,soは基本的に文頭で使用してはいけません。
『基本的に』というのは『大学入試の英語において』と言い換えることもできます。
話し言葉ではネイティブの人もふつうに使いますが、大学入試においては避けたほうが無難です。
△ I like cats. But I don’t like dogs.
『わたしは猫好きだ。しかし犬は好きではない。』
○ I like cats, but I don’t like dogs.
『わたしは猫が好きだが、犬は好きではない。』
butの前にカンマ(,)をつけるかどうかは自由です。
※個人的にはカンマをつけたほうが見やすいと感じます
△I go to school. And I study English.
『わたしは学校へ行く。そして英語を勉強する。』
○I go to school, and I study English.
『わたしは学校へ行き英語を勉強する。』
andもbut同様にカンマをつけるかどうかは自由です。
△I was hungry. So I ate an apple.
『わたしはお腹がすいていた。なので、りんごを食べた。』
○I was hungry, so I ate an apple.
『わたしはお腹がすいていたので、りんごを食べた。』
so もbutやandと同様に、カンマをつけるかどうかは自由です。
because
becauseも、文頭で使用してはいけない接続詞のひとつです。
△I play soccer. Because I like it.
『わたしはサッカーをする。なぜならサッカーが好きだからだ。』
○I like soccer because I like it.
『わたしはサッカーが好きなのでサッカーをする。』
and,so,butとは違い、becauseは直前にカンマをつけないのが特徴です。
yet
yetは文頭で使用していい接続詞なのですが、実際に使用している英文はほとんどありません。
なので、文頭では使わないことをおすすめします。
例文
Suneo is rich yet he is not happy.
『スネ夫はお金持ちだが、彼は幸せではない。』
文頭で使っていい英語の接続詞
さきほどのand,but,so以外の接続詞は、基本的に文頭で使って大丈夫です。
代表的なものを例に出してみます。
since
Since Tom is sick, I can’t take him with me.
『トムは病気なので、わたしはトムをつれていけない。』
sinceを文頭で使う場合、相手が知っている情報をsinceのあとに続ける場合が多いです。
while
Please remain silent while I’m talking.
『わたしが話している間は静かにしてください。』
『~のとき』のwhenの意味とは違い、『~する間』という意味なので注意してください。
after
After Sally ate lunch, she went to school.
『サリーは昼食を食べたあと、学校に向かった。』
beforeもafterと同じく、文頭で使うことができます。
that
That the earth is blue isn’t clear 100 years ago.
『100年前は地球が青いということは、当たり前ではなかった。』
接続詞thatも文頭で使うことができます。
この英文では接続詞thatが作る節が、文の主語になっています。
同格のthatについては『同格のthat節を例文で徹底解説!取れる名詞や関係代名詞との違いは?』をお読みください。
まとめ
文頭で使っていい英語の接続詞と、使ってはダメな接続詞は理解できたでしょうか?
ダメなほうの接続詞を覚えて、残りの接続詞使っていいと覚えておきましょう。
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