この記事は、sayの直接話法と間接話法について、丁寧に解説しています。
sayの直接話法と間接話法の違いは?toldに書きかえる?
簡単に直接話法と間接話法について説明すると、
直接話法・・・セリフ(聞いた言葉)をそのまま引用する場合
間接話法・・・セリフを(聞いた言葉)を自分の言葉で言う場合
です。
sayの直接話法と間接話法の違いは?
ではsayの直接話法と間接話法を、まず例文でみてみましょう。
直接話法の例文
Misa said, “What time will you be home?” and Kira said, “I don’t know! “
ミサは、『あなた何時なら家にいるの?』と言った。『わからないよ』とライトは答えた。
直接話法では、聞いた言葉をそのまま引用しますよね。
直接話法を使うときは、 そのセリフを変えずに引用符(” “)の間に入れます。かぎかっこのようなイメージですね。
今聞いた何かを話したり、以前の会話を誰かに話す場合に使います。
間接話法の例文
She told him she was unhappy.
『彼女は彼に、自身が不幸だと言った』
間接話法では、基本的に過去について話すときに使用します。
つまり、聞いたセリフの時制を変更する必要があります。
※例文では she was unhappy と書いてありますが、
実際彼女(she)が言ったのは “She is unhappy “ですよね。
参考 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1443172014
sayとtoldは書きかえられる?
ここで大事なことは、直接話法と間接話法は書きかえができるということです。
直接話法
She said, “I love Nancy.”
彼女は、『私はナンシーを愛している』と言った。
この文を間接話法に書きかえると、
間接話法
She said that she loved Nancy.
彼女は、ナンシーを愛していると言った。
日本語訳は微妙に違いますが、根本的な意味は同じです。
toldを使っていないじゃないか、と思う方もいるかもしれませんが、toldとsayを書き換えるのは誰に言ったかが示されている場合です。
She said to me, “I love Nancy.” → She told me that She loved Nancy.
誰に言ったか(この場合はme)が示されている場合は、say to をtoldに書き換えていますよね。
示されていない場合(さきほどの She said, “I love Nancy.” など)はsayをsay でそのまま書きかえられます。
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