この記事では受験生にとっても必須ともいえる【owe】という動詞について書いていきます。
oweの使い方をマスターすることで、普通の受験生とは大きく差をつけることができるでしょう。
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目次
oweの使い方|用法【自動詞の場合】
oweには他動詞と自動詞がありますが、ほぼ他動詞として使います。
※他動詞とは目的語をとる動詞、自動詞とはとらない動詞のことです
自動詞として使う場合は『借りがある』という意味で用い、oweの後ろにはforがきます。
例文 He still owes for his bag.
『彼はまだ自身のかばん代を支払っていない。』
このように使います。
【owe A to B】の使い方|用法
続いては、おかげ、借りるの意味で使うoweの他動詞の語法です。
【owe A to B】(Aは物、Bは人)の形で使うoweには、以下の3つの意味があります。
【owe A to B】 BにAを借りている
例文 I owe 5000 yen to my sister.
『わたしは姉に5000円借りている。』
【owe A to B】BにAの恩義がある
例文 Nobita owes a lot to Doraemon.
『のび太はドラえもんにずいぶん恩義がある。』
【owe A to B】AなのはBのおかげだ
例文 I owe what I am to my parents.
『今のわたしがあるのは両親のおかげだ。』
【owe A to B】の使い方の注意点
ただし注意点があります。
これらはだいたい【owe A B】(Aは人、Bは物)の形に書きかえられるのですが、ひとつだけ書きかえられない意味があります。
最後の『AなのはBのおかげだ』という使い方は、【owe A B】に書きかえることはできません。
つまり
① I owe 5000 yen to my sister.
= I owe my sister 5000 yen.
『わたしは姉に5000円借りている。』
②Nobita owes a lot to Doraemon.
= Nobita owes Doraemon a lot.
『のび太はドラえもんにずいぶん恩義がある。』
➂ I owe what I am to my parents.
≠ I owe my parents what I am.(間違い)
『今のわたしがあるのは両親のおかげだ。』
ということなのです。
ややこしいですが、整理して覚えてくださいね!
oweの用法まとめ
この記事の内容を簡潔にまとめてみます。
・oweはほぼ他動詞として使う
・【owe A to B】の形では3つの『借りている』『恩義がある』『おかげだ』の意味があるが
・『〜のおかげだ』という意味は【owe A B】に書きかえられない
ということになります。
これらをしっかり覚えれば、受験に出てくるoweについては完璧です!
この記事に出てくる英文の和訳のやり方がわからない・和訳の基本的なコツをしりたいという方は
『 英文和訳のコツ|和訳の3ステップを1から解説!|練習問題つき 』をご覧ください。
oweの用法すごく分かり易かったです!!(^^)
oweAtoB 用法の3番目って、AなのはBのおかげだ、じゃないんでしょうか?
BなのはAのおかげにしたら、両親があるのは今の私だに、なってしまいませんか?
すみません、少し混乱してるので私が間違ってるかもしれないんですけど‥
たしかに『AなのはBのおかげだ』ですね!
修正いたしました。
これからも、何か誤りがありましたら、指摘していただけるとありがたいです。
コメントありがとうございました。
【owe A to B】 AにBを借りている
逆ですか?AとB
コメントありがとうございます。
こちらのミスでした、申し訳ないです。
修正いたしましたのでご確認ください。