この記事は、大学受験受験用の模試のレベルや難易度を比較し、自分がどの模試を受けたらいいのかわかるように解説しています。
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『2023年大学受験の模試日程まとめ【駿台|河合塾|東進】』
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目次
予備校別の模試レベル・難易度比較
初めに、予備校ことの模試のレベル・難易度について簡単に比較します。
模試平均のレベルは、駿台≒東進>河合塾>ベネッセ です。
駿台は、全体的にレベルの高い模試が多いのが特徴です。
特に駿台全国模試は、母集団のレベルが高い上に難易度も高く、偏差値60を超えれば国立医学部を狙えるレベルです。
東進も全体的にレベルが高いですが、特に、マーク模試の難易度が高く、他の予備校の模試より得点率が10%下がることもあります。
河合塾は比較的オードソックスな模試が多いです。
特に、全統記述模試は記述式の中では難易度がおさえられています。
ベネッセの模試(進研模試)は、記述模試の中では、最も難易度が低く、偏差値70を超えるのも難しくはありません。(母集団のレベルが高くないので)
駿台の模試のレベル・難易度
駿台の主要な模試には、
・駿台全国判定模試
・駿台全国模試
があります。
駿台全国模試の難易度

駿台全国判定模試の難易度

http://www2.sundai.ac.jp/yobi/sv/index.html より引用
駿台全国模試
『駿台全国模試』のほうが『駿台全国判定模試』よりレベルが高くなっています。
画像からわかるように、『駿台全国模試』の方は、基礎~標準レベルの問題はほとんどでません。
実際、平均点も30点台(100点満点の場合)が多く、難しいときには、20点台になることもあります。
僕が実際受けたときは、英語で110点台(200点満点中)で偏差値が72でした。
偏差値70を超えると、京大医学部や、阪大医学部など狙えるレベルです。
なので、学力があまりない人が受けると、苦手な教科は0点近くをとってしまいます。
ある程度学力をつけてから受けるのが望ましいです。
駿台全国判定模試
『駿台全国判定模試』のレベルは、『駿台全国模試』とは真逆で、難しい問題がほとんど出ません。
難関大学を志望する人には少し物足りないかもしれませんが、基礎~標準レベルの問題を解ける学力がついているか確認するには最適の模試です。
解答・解説も詳しいので、独学に向いています。
さらに詳しく知りたい方はこちら>>
河合塾の模試のレベル・難易度
河合塾の主要な模試には、
・全統マーク模試
・全統記述模試
があります。
全統マーク模試
全統マーク模試は、もっとも母集団が多い共通テストのマーク模試です。
難易度も標準的で、実際の共通テストにかなり近いです。
共通テスト用の模試を受けようと考えている方は、まず全統マーク模試を受けるのがおすすめです。
全統記述模試
全統記述模試は、記述模試の中では難易度が易しめの模試です。
とはいえ、基礎的な問題だけではなく、国公立大の二次試験にでるような問題も出ます。
偏差値65を超えると国公立医学部が狙え、
70を超えると、東大や旧帝大医学部が狙えるレベルです。
東進の模試のレベル・難易度
東進の主な模試には、
・共通テスト本番レベル模試
・難関大本番レベル記述模試
があります。
共通テスト本番レベル模試
東進の共通テスト本番レベル模試は、実際の共通テストよりかなり難しく作られています。
他のマーク模試より得点率が10%落ちることも普通です。
なので、共通テストのレベルを体験したいという方には向いていません。
ただ、共通テストが超難化したときの心構えとして、受けておくのはありです。
難関大学本番レベル模試
難関大学本番レベル記述模試は、文字通り、難しく作られています。
レベルで言うと駿台全国模試と同じくらいですが、近年は簡単になっていきています。
東大や京大など、超難関大学を受ける方は、難関大学本番レベル記述模試より、
東大本番レベル模試など、各大学にあった模試を受けるのがおすすめです。
ベネッセ模試(進研模試)のレベル・難易度
ベネッセの主な模試は
・進研模試
があります。
レベルとしては、あらゆる記述模試の中で最もやさしく、基礎~標準レベルの問題しか出ません。
実際、数学が得意な友だちは数学で満点(200点)を取っていました。
また、母集団のレベルがあまり高くないので、難関大学を志望する人は偏差値が75くらいに固まってしまい差がつきません。
学力に不安がある人に適している模試です。
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『2023年大学受験の模試日程まとめ【駿台|河合塾|東進】』
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