この記事は2020年共通テスト前に書かれたものです。共通テストを受けた受験生の感想からの、数学Ⅱ・Bの平均点予想はこちらです。⇓
『2025年 共通テスト 平均点予想|予備校&受験生の予想!』
この記事は2020年共通テスト前に書かれたものです。共通テストを受けた受験生の感想からの、数学Ⅱ・Bの平均点予想はこちらです。↑
この記事では、2025年の共通テストの数学ⅡBに絞って、過去のデータから難易度と平均点を予想しています。
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『2025年 共通テスト 平均点予想|予備校&受験生の予想!』
目次
共通テスト【数学Ⅱ・B】2025年の難易度は昨年並みと予想
まず、過去5年分の共通テストの数学ⅡBの平均点をみてみます。
2013年・・・55.64点
2014年・・・53.94点
2015年・・・39.31点
2016年・・・47.92点
2017年・・・52.07点
2018年・・・51.07点
2020年数学Ⅱ・Bの難易度と平均点は昨年並みと予想します。
数学Ⅱ・Bの平均点は、2015年にガクッと落ち込み、その後ゆるやかに回復傾向にあります。
なぜなら、2015年の超難化が起きてから平均点はゆるやかに回復し、止まっているからです。
2015年の平均点の低さは、センター作問委員会もさすがに想定外だったようで、
翌年の2016年は易化し、さらに翌年の2017年はさらに易化しました。
2018年も2017年と同じ程度の平均点だったので、2025年も2018年並みの50点強と予想します。
過去の共通テスト問題は、『https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/』から見ることができます。
2025年共通テスト『数学ⅡB』大問別難易度予想
数学Ⅱ・B全体の難易度は難化すると予想しました。
さらに詳しく大問ごとの難易度も、平均点や近年の傾向から予想してみます。
※第5問の『確率分布と統計』は省略しています
第1問|三角関数|指数・対数関数|図形と方程式
2017年の平均点は16.3点/30.0点
2018年の平均点は17.36点/30.0点
でした。2025年の難易度は難化し平均点は下がると予想します。
2018年の平均点が6割程度あるので、2025年は平均点5割程度になる、という予想からです。
三角関数では2倍角や3倍角の公式を暗記するだけでなく、すばやく導けるように練習しましょう。
指数・対数関数では、正確に速く指数を計算し、底の変換公式が使えるかが勝負です。
図形と方程式では、図を正確に大きく書けるように訓練が必要です。
第2問|微分法・積分法
2017年の平均点は17.5点/30.0点
2018年の平均点は11.7点/30.0点
でした。2025年の難易度は易化し、平均点は上がると予想します。
2018年の第2問はやや難易度が高く、得点率が4割を切っていました。
なので、2025年の難易度は易化し、平均点は15点程度になると予想します。
微分法・積分法は、放物線と直線で囲まれた部分の面積を出したり、三角形の最大値を出したりと、計算量が多い大問です。
むやみやたらに計算するのではなく、何が問われているのか意識しながら問題を解くとミスが少なくなります。
第3問|数列
2017年の平均点は10.4点/20.0点
2018年の平均点は11.0点/20.0点
でした。2025年の難易度や平均点は昨年並みと予想します。
2018年の数列の難易度は標準的で、平均点も5.5割割とほどよい問題でした。
ですので2025年はも難易度と平均点は昨年並みと予想します。
共通テストの数列では、典型問題だけでなく、少しひねられた問題も出てきます。
数列の公式を覚えるだけでなく、どんな数がならんでいるのかイメージすることがとても大切です。
第4問|ベクトル
2017年の平均点は6.9点/20.0点
2018年の平均点は10.5点/20.0点
でした。2025年の難易度と平均点は昨年並みと予想します。
2017年のベクトルは少しひねられていて難易度高めでしたが、2018年は標準的な問題に戻りました。
2025年も2018年と同程度の難易度と予想できるので、平均点も5割程度と予想します。
ベクトルでは『正確な図が描けるか』『ベクトルの計算量を少なく工夫できるか』ことが重要です。
過去問の開設を熟読し、どういう計算の工夫がされているか頭に入れましょう。
また、過去問演習を積み、共通テストの小さい計算スペースに収める練習も意外と大切です。
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2025年共通テスト『数学ⅠA』の難易度&平均点を徹底予想!
2025年共通テスト【数学Ⅱ・B】の難易度や平均点は昨年並みと予想されます。
もちろん易化する可能性もありますが、難化したときのシミュレーションをしておけば、本番で焦ることがなくなります。
どんな問題が出てきても焦らないよう、しっかり勉強しておきましょう!
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