この記事は2020年共通テスト前に書かれたものです。共通テストを受けた受験生の感想からの、数学Ⅰ・Aの平均点予想はこちらです。⇓
『2024年 共通テスト 平均点予想|予備校&受験生の予想!』
この記事は2020年共通テスト前に書かれたものです。共通テストを受けた受験生の感想からの、数学Ⅰ・Aの平均点予想はこちらです。↑
2024年共通テストの数学Ⅰ・Aの、難易度や平均点を知りたい方も多いはずです。
そこでこの記事では、2024年の共通テストの数学Ⅰ・Aに絞って、過去のデータから難易度と平均点を予想しています。
※あくまで予想ですので外れることもございます。ご了承ください。
共通テスト関連記事>>
『2024年 共通テスト 平均点予想|予備校&受験生の予想!』
関連記事>>
目次
共通テスト2024年『数学Ⅰ・A』難易度は難化と予想
まず、過去6年分の共通テストの数学Ⅰ・Aの平均点をみてみます。
2013年・・・51.20点
2014年・・・62.08点
2015年・・・61.27点
2016年・・・55.27点
2017年・・・61.12点
2018年・・・61.91点
数学Ⅰ・Aの平均点は、は50点~60点前後を、比較的安定して推移していますね。
2024年数学Ⅰ・A全体の難易度は難化し、平均点は下がると予想します。
数学Ⅰ・Aは2年連続で平均点が60点を超えると、その次の年は下がる傾向があります。
2017年・2018年の平均点が60点を超えたので、2024年は55点程度になると予想します。
2024年共通テスト『数学Ⅰ・A』大問別 難易度予想
数学Ⅰ・A全体の難易度は難化すると予想しましたが、さらに、大問ごとの難易度も、平均点や近年の傾向から予想してみます。
第1問|1次関数・集合と命題・不等式
第1問の2024年の難易度は難化し、平均点は下がると予想します。
2018年の平均点は19.2点/30.0点でした。
これは得点率が65%近くなので、2024年の平均点は16点程度と予想します。
第1問は毎年、難易度にそれほど変化はなく、基礎的な問題が出ることが多いです。
必要条件と十分条件の問題でたまに難しい問題が出ますが、他の問題は標準的なことが多いです。
問題集で基本的な問題を解けるようにして、過去問演習を積めば、高得点が期待できます。
第2問|図形と計量・データの分析
第2問の2024年の難易度は、やや難化し、平均点はやや下がると予想します。
2018年の平均点は、17.0点/30.0点でした。
なので2024年の平均点は15点程度と予想します。
データの分析は、センター直前になってあわてて知識を詰め込むことがないよう、早めに対策しましょう。
また、図形問題は1度つまると、全く解けなくなる可能性があります。
つまづいたら、1度深呼吸をして心を落ちつかせるなど、対策が必要です。
第3問|場合の数と確率
第3問の2024年の難易度は、やや難化と予想し、平均点もやや下がると予想します。
2018年の平均点は平均点11.8点/20.0点でした。
2018年の平均点が6割程度なので(2024年の数学Ⅰ・A全体が難化すると考えると)『場合の数と確率』もやや難化すると予想されます。
なので、2024年の平均点は10点程度と予想されます。
場合の数と確率の分野では、たまにセンターレベルを超えた問題がたまに出ます。
特に2010年の平均点は、8.60点/25.0点でした。
難しい問題は後回しにして、解けるところから解いていくのが鉄則です。
『場合の数と確率』分野の最終手段はすべて書き出すことです。
特に最初のほうの問題でつまったときは、全部書き出してみると解けることが多いです。
第4問|整数
第4問の2024年の難易度は、難化し平均点は下がると予想されます。
2018年の平均点は13.1点/20.0点でした。
ですので、2024年の平均点は10点程度と予想します。
整数問題は、標準的な問題が多く出るのですが、平均点はあまり高くありません。
逆に言えば、整数の問題で高得点をとれれば、他の受験生と差をつけることができます。
約数・倍数の性質や、ユークリッドの互除法など、しっかりおさえておきましょう。
第5問|平面図形
第5問の2024年の難易度は、やや難化し平均点はやや下がると予想します。
2018年の平均点は12.0点/20.0点でした。
2018年の平均点が6割なので、2024年の平均点は5.5割程度の11点程度と予想します。
2次試験ではあまり使わない、『方べきの定理』『メネラウスの定理』などを確実に使いこなせるようにすることが、高得点への近道です。
共通テスト関連記事>>
『2024年 共通テスト 平均点予想|予備校&受験生の予想!』
難易度予想記事はこちら>>
2024年共通テスト『数学ⅡB』の難易度&平均点を徹底予想!
まとめ
2018年共通テスト【数学Ⅰ・A】の難易度は難化し、平均点は55点程度と予想されます。
もちろん易化する可能性もありますが、難化したときのことを想定しておけば、本番で失敗する可能性が減ります。
どんな問題が出てきても対処できるよう、しっかり勉強しておきましょう!
コメントを残す