2025年共通テスト『国語』の、難易度や平均点がどれくらいになるのか、知りたい方も多いと思います。
そこでこの記事では、2025年の共通テストの国語に絞って、過去のデータから難易度と平均点を予想しています。
※あくまで予想ですので外れることもございます。ご了承ください。
2025年共通テストを受けた受験生の生の声を見たい方は、↓の記事をご覧ください。
『2025年 共通テスト『死んだ』『難化』『爆死』感想まとめ!』
関連記事>>
目次
2025年共通テスト『国語』の難易度は易化&平年点は上がると予想!
まず、過去6年分の共通テストの国語の平均点をみてみます。
2013年・・・101.04点
2014年・・・98.67点
2015年・・・119.22点
2016年・・・129.39点
2017年・・・106.96点
2018年・・・104.68点
過去6年分の国語の平均点からわかる通り、2013年と2014年は難しく、その反動で2015年と2016年は平均点があがっています。
しかし、2016年の平均点が130点近くと簡単になりすぎたため、2017年は難化しています。
2018年は易化すると思いきや、易化せず、2年連続で平均点が下がりました。
僕は、2017年の国語で182点取れたのですが、やはり2015年・2016年と比べると、切りにくい選択肢が多かった印象でした。
共通テストは、平均点6割を目指して作られているので、今年は易化するはずです。
平均点は115点程度になると予想します。
とはいえ、2013年・2014年、2017年・2018年のように、2年連続で難しい問題が出る可能性もありますので、対策をおこたらないことが重要です。
特に国公立の医学部を目指している方は、国語で140点以下をとってしまうと、追い上げるのがかなり厳しくなります。
2025年共通テスト『国語』大問別難易度&平均点予想
国語全体の難易度は易化すると書きましたが、さらに、大問ごとの難易度と平均点も予想してみます。
第1問|現代文(評論文)
2025年の評論文の難易度は、昨年並みと予想されます。
2018年は平均点29.32点/50.0点でした。
この得点率は6割ほどなので、2025年も6割程度が平均点になると予想します。
評論文の対策としては、『正しい評論文の勉強法をすること』です。
選択肢から答えを選ぶのではなく、自分で簡単に解答をつくり、それが選択肢と一致しているか確かめるのがベストです。
選択肢を消去するコツばかり勉強しても、評論文の点数が安定するようにはなりません。
小手先のテクニックではなく、本文をしっかり読み解く力をつけることが必要です。
具体的には、
・筆者の主張は、逆接の接続詞のあとにくることが多い
・筆者の一番の主張は、繰り返し形を変えて書かれているのでそれを見つける
・具体例が出てきたら、何を具体的に説明しているのか考える
などを意識しながら読むことが重要です。
第2問|現代文(小説文)
2025年の小説文の難易度は易化すると予想されます。
2018年 の平均点は26.47点/50.0点でした。
2018年の点数は、小説にしてはかなり低い平均点です。
ですので2025年は易化し、30点以上の平均点になると予想します。
対策としては、
・感情移入しないで、書かれていることのみから根拠を拾う
・登場人物の心情の動きに注目して読む
・背景描写も登場人物の心理に影響を与えるので注意する
などが重要です。
感情移入するな!とは、耳にタコができるくらい聞かされていると思います。
しかし、それ以上に重要なことは、本文から根拠となる行動や心理描写をみつけることです。
選択肢をみるとき、なんとなく本文に書いてあったなあ、ではなく何行目に・・・と書いてあったからこの選択肢は✖。
ときちんと根拠を拾うことが大事です。
第3問|古文
2025年の古文の難易度は昨年並みかやや易化と予想されます。
2018年は平均点23.9点/50.0点でした。
2025年の平均点は5割程度になると予想します。
2018年の古文は、標準レベルの問題でしたが、2025年は全体的に易化するとの予想なので、昨年並みまたはやや易化と予想します。
古文は難しい年は本当に難しいです。
例えば、2014年の古文の平均点は、16.90点です。
ですので、2014年レベルの問題が出てきても、驚かないように対策することが大事です。
具体的な対策としては、
・古文単語をまとまった量覚える
・古文の文法をおろそかにしない
・過去演習を積む
ことです。
共通テストの古文は、単語も文法も知らず、勘で解けるようには作られていません。
古文の専門家たちが大勢で、時間をかけて練り上げた問題に、付け焼き刃では太刀打ちなど不可能です。
古文単語がどうしても覚えられなかったら、ゴロ合わせで覚える単語帳を使うと一気に覚えられます。
第4問|漢文
2025年の漢文の易化と予想されます。
2018年は、平均点21.4点/50.0点でした。2018年はめずらしく漢文が難しい年でした。
ですので、2025年の漢文は全体の難易度の易化予想とも合わせ、易化すると予想します。
平均点は30点程度と予想します。
しかし、2014年の漢文の平均点が19.18点なので、油断しないことが大切です。
対策としては、
・句形の知識を網羅すること
・見ためと意味が違う漢字を暗記すること
・過去問演習を十分に積むこと
が上げられます。
漢文はほかの科目とくらべて、暗記事項が少ない科目です。
なので、句形や漢字といった知識を暗記してしまうことで、点数が飛躍する可能性が高まります。
もちろん過去問演習をこなし、時間内に解ききる練習をすることも必要です。
共通テスト関連記事>>
『2025年 共通テスト 平均点予想|予備校&受験生の予想!』
難易度予想記事はこちら>>
2025年共通テスト『数学ⅡB』の難易度&平均点を徹底予想!
2025年共通テスト『数学ⅠA』の難易度&平均点を徹底予想!
まとめ
2025年共通テスト【国語】の難易度は易化し、平均点は115点程度と予想されます。
しかし、2018年と同様に難化する可能性も捨てきれません。
難化したときのことを想定しておけば、本番で失敗する可能性が減ります。
どんな問題が出てきても対処できるよう、しっかり勉強しておきましょう!
コメントを残す