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2023年の共通テストの『英語』の難易度が知りたい方も多いと思います。
この記事では2023年共通テストの『英語』の難易度を過去のデータから予想してみました。
目次
2023年共通テスト英語の難易度は『難化』と予想!
2023年の共通テスト英語の難易度は、難化すると予想されます。
まず、過去6年分の共通テスト英語(筆記)の平均点をみてみます。
2013年・・・119.15点
2014年・・・118.87点
2015年・・・116.17点
2016年・・・112.43点
2017年・・・123.73点
2018年・・・123.75点
過去6年の平均点をみてわかる通り、2016年から2017年では平均点が11点も上昇。
2018年は2017年と同じく平均点が120点をこえています。
なので、2023年の共通テスト英語は、2017年、2018年が易化したぶん、難しくなると予想されます。
もともと共通テストは、平均点が6割となるように作られています。
2017年と2018年の平均点が6割を超えているので、2023年の平均点は下がると予想します。
2023年共通テスト『英語』大問別難易度予想
全体の難易度は難化すると予想しました。
さらに詳しく、大問ごとの難易度も、平均点や近年の傾向から予想してみます。
過去の共通テストの英語問題は、大学入試センターの『https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/』から見ることができます。
第1問|発音・アクセント
2023年の発音・アクセント問題は、易化する(簡単になる)と予想します。
2018年の平均点は6.72点/14.0点と、2017年より若干難しくなりました。
なので、2023年は易化する可能性が高いです。
第1問『発音・アクセント』は、発音が異なるものを選ぶ問題と、アクセントが最も強い位置が異なるものを選ぶ問題で構成されています。
日ごろから、発音やアクセントの位置を意識して覚えることが対策となります。
ただし、発音記号は覚えないほうがいいです。発音記号を覚えるのに時間をかけるのは、大学入試の英語においては無駄です。
なぜなら、大学入試の英語に発音記号そのものを問う問題は出ないからです。
むうしろ、発音記号を覚える暇があったら、長文読解やほかの科目の勉強した方が、はるかに効率がいいです。
第2問|文法・語法問題
文法・語法問題の2023年の難易度は平年並みと予想します。
なぜなら、2018年の平均点は27.65/47.0点と、得点率がちょうど6割付近だったからです。
最近では、文法問題よりも語法の問題が多くでています。
Next StageやVintageのような文法問題集を、一冊に集中してやりきることが大切です。
文法というものは丸暗記だけですませようとすると、なかなか覚えられません。
理解をともなって暗記すると覚えやすいので、理解しながら解き進めていきましょう。
第3問|会話文・不要文削除・要約問題
会話文・不要分削除・要約問題の2023年の難易度は、難化すると予想します。
それは、2018年の平均点は21.69点/32.0点と、平年より高かったからです。
過去問演習で対策してもいいのですが、英語の基礎力がついてないまま長文を読みまくっても、あまり効果はないです。
ですので、英語の基礎力(単語、文法、熟語)をつけつつ、過去問演習に取り組みましょう。
会話文問題は、先に設問を見て、何が聞かれているのか頭にいれてから本文を読むのがコツです。
いつも、人の主張が問われていることが多いので、主張を探しながら読むと早く解けます。
不要文削除問題は、意外と苦手な方が多い問題です。
コツは、英文を日本語に置き換えながら読むことです。
日本語にすることで、不自然な文がわかりやすくなります。
それでも不要文削除問題ができない方は、英文自体が読めていない可能性があります。
単語・熟語・文法を再確認してみましょう。
第4問|グラフ・広告問題
グラフ、広告問題の2023年の難易度は、難化すると予想します。
2018年の平均点が、27.73点/40.0点と高めだったことが主な理由です。
対策としては、過去問演習をしっかりやることです。
国立大や私立大の入試で、グラフ・広告問題ではまり見かけないので、過去問をいかにきちんとやるかで、得点力が大きく変わります。
グラフ・広告問題は、実際僕も苦手でした。
しかし、英語の基礎力をつけ過去問演習を積んだところ、本番では満点をとることができました。
コツは、先に問題を読むことです。
先に問われている内容を頭に入れることで、グラフや広告の読むべき場所が明確になります。
メリハリをつけて読むことは、この問題に限らず英文を読むうえでも大切です。
第5問|長文読解(物語文)
2023年の第5問長文読解(小説文)の難易度は、易化すると予想します。
第5問は、2015年の追試験から「物語文」になりました。
2018年の平均点が15.10点/30.0点と、かなり低かったので、2023年は易化すると予想されます。
2018年は『英語を話す宇宙人』の内容で、なかなか取り組みにくかったですね。
対策としては、国語と同じく文に感情移入して読まないことです。
問題の答えの根拠は、必ず本文中にあります。
選択肢を選んだら必ず、本文のどこに根拠があるかを細かく見つけていくことが大事です。
第6問|長文問題(論説文)
2023年の長文読解(論説文)の難易度は、平年通りと予想します。
第6問の2018年の平均点は、23.99点/36.0点。
2018年の平均点は22.2点/36.0点だったので、あまり変わっていません。
対策としては他の大問と同じように、先に問題文を読み、何が問われるのか頭にいれておくことです。
余裕があれば、選択肢もあらかじめ見ておくと、メリハリをつけてよめます。
ただし、英語が苦手な人が選択肢まで先に頭にいれようとすると、パンクしてしまいます。
ですので、選択肢を先に見るのは英語が得意で、センター英語なんて簡単だという方だけにしましょう。
第5問と第6問は、ともに配点が高いです。
個人的には先に配点が高い大問を解き、配点が低い大問はあとまわしにするのが得策だと考えます。
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まとめ
2023年共通テスト【英語】の難易度は難化する、と予想されます。
難化したときのことを想定しておけば、本番で失敗する可能性が減ります。
どんな問題が出てきても対処できるよう、しっかり勉強しておきましょう!
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