2018年共通テストの数学Ⅰ・Aが難しくなるのか、簡単になるのか、知りたい方も多いはずです。
そこでこの記事では、2018年の共通テストの数学Ⅰ・Aに絞って、過去のデータから難易度を予想しています。
※あくまで予想ですので外れることもございます。ご了承ください。
2018年共通テスト難易度予想は↓の記事をご覧ください。
『2018年共通テスト【数学Ⅱ・B】の難易度は【難化】と予想!』
2018年共通テストを受けた受験生の生の声を見たい方は、↓の記事をご覧ください。
『2023年 共通テスト『死んだ』『難化』『爆死』感想まとめ!』
共通テスト当日に雪が降ったり遅刻しそうな場合は、↓の記事をどうぞ。
『【2023年】共通テスト当日に雪が降る地域と対策まとめ!』
『【2018年共通テスト】遅刻や受験票を忘れた場合の対策!』
目次
共通テスト2018年【数学Ⅰ・A】の難易度予想は難化!
まず、過去5年分の共通テストの数学の平均点をみてみます。
数学(Ⅰ・A)
2013年・・・51.20点
2014年・・・62.08点
2015年・・・61.27点
2016年・・・55.27点
2017年・・・61.12点
数学Ⅰ・Aの平均点は、は50点~60点前後を、比較的安定して推移していますね。
2018年数学Ⅰ・A全体の難易度は難化すると予想します。
2016年の平均点が55点台であるのに対し、2017年の難易度は61点台と比較的上がっています。
これは共通テストの数学の作問担当者が、平均点を60点に近づけようとした影響だと感じます。
ですので、2017年の平均点が60点を超えたことで、2018年の平均点は、下方修正され、難化するはずです。
大問別難易度予想|2018年共通テスト【数学Ⅰ・A】
数学Ⅰ・A全体の難易度は易化すると予想しましたが、大問ごとの難易度も、平均点や近年の傾向から予想してみます。
過去の共通テスト数学の問題は、『平成29年度本試験の問題』から見ることができます。
第1問|1次関数・集合と命題・不等式
第1問の2018年の難易度は、平年並みと予想されます。
2016年の平均点は19.0点/30.0点、2017年の平均点は20.7点/30.0点でした。
第1問は毎年、難易度にそれほど変化はなく、基礎的な問題が出ることが多いです。
集合と命題では、たまに変化球の問題が来ますが、解けるところを確実に解いていきましょう。
問題集で基本的な問題を解けるようにして、過去問演習を積めば、高得点が期待できます。
第2問|図形と計量・データの分析
第2問の2018年の難易度は、難化と予想されます。
2016年の平均点は18.6点/30.0点、2017年の平均点は、22.8点/30.0点でした。
2017年の平均点が23点近くと、かなり高かったため2018年は難化とするはずです。
特に図形問題は、1度つまると、全く解けなくなる可能性があります。
つまづいたら、1度深呼吸をして心を落ちつかせるなど、対策が必要です。
第3問|場合の数と確率
第3問の2018年の難易度は、易化と予想されます。
2016年の平均点は13.9点/20.0点、2017年の平均点は平均点11.4点/20.0点でした。
2017年の平均点が、5割近くまで落ちたため、2018年は少し上がると予想されます。
場合の数と確率では、センターレベルを超えた問題がたまに出ます。
特に2010年の平均点は、8.60点/25.0点でした。
難しい問題は後回しにして、解けるところから解いていくのが鉄則です。
第4問|整数
第4問の2018年の難易度は、昨年並みと予想されます。
2016年の平均点は9.1点/20.0点、2017年の平均点は9.6点/20.0点でした。
整数問題は、標準的な問題が多く出るのですが、平均点はあまり高くありません。
逆に言えば、整数の問題で高得点をとれれば、他の受験生と差をつけることができます。
約数・倍数の性質や、ユークリッドの互除法など、しっかりおさえておきましょう。
第5問|平面図形
第5問の2018年の難易度は、難化と予想されます。
2016年の平均点は8.9点/20.0点、2017年の平均点は14.4点/20.0点でした。
2017年の平均点が高めなので、2018年は少し下げてくると予想します。
2次試験ではあまり使わない、『方べきの定理』『メネラウスの定理』などを確実に使いこなせるようにすることが、高得点への近道です。
まとめ
2018年共通テスト【数学Ⅰ・A】の難易度は難化する、と予想されます。
もちろん易化する可能性もありますが、難化したときのことを想定しておけば、本番で失敗する可能性が減ります。
どんな問題が出てきても対処できるよう、しっかり勉強しておきましょう!
コメントを残す