2018年共通テストの化学が難しくなるのか、簡単になるのか、知りたい方も多いはずです。
そこでこの記事では、2018年の共通テストの化学に絞って、過去のデータから難易度を予想しています。
※あくまで予想ですので外れることもございます。ご了承ください。
2018年共通テスト難易度予想は↓の記事をご覧ください。
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目次
2018年共通テスト【化学】の難易度予想は易化(簡単になる)!
まず、過去5年分の共通テストの化学の平均点をみてみます。
2013年・・・63.67点
2014年・・・69.52点
2015年・・・62.50点
2016年・・・54.48点
2017年・・・51.94点
過去5年分の共通テストのデータからわかる通り、化学の平均点は近年かなり下がってきています。
2016年が難しかったので、2017年は少しあがると予想していましたが外れるかたちとなりました。
特に2014年と2017年の平均点の差が約18点もあり、化学選択をした人は不利になったともいえます。
2018年の難易度予想は、2017年より易化すると予想します。
確かに2年連続でさがりましたが、平均点が51点台というのはあまり好ましくはありません。
共通テストは平均点がおよそ6割になるように作られています。
例えば国語の平均点は2013年が101.04点、2014年が98.67点と2年連続で下がりましたが、2015年は119.22点と大幅に上がっています。
ですので、2018年化学は易化し、平均点は上がると予想します。
2018年共通テスト【化学】大問別難易度予想!
化学全体の難易度は昨年並みと予想しました。
さらに詳しく大問ごとの難易度を、平均点や近年の傾向から予想してみます。
過去の共通テスト化学の問題は、『平成29年度本試験の問題』から見ることができます。
第1問|物質の状態・構成
2016年の平均点は16.9点/23.0点
2017年の平均点は15.8点/24.0点
でした。
2年ともあまり平均点は変わっていません。
ですので、2018年も難易度は昨年並みと予想されます。
基礎的な問題から標準的な問題まで、幅ひろく出題されます。
状態図と状態変化、結晶格子、凝固点降下など頻出の問題を確実に解けるようにしましょう。
第2問|物質の変化
2016年の平均点は12.6点/23.0点。
2017年の平均点は11.6点/24.0点
でした。
2018年の難易度は易化(簡単になる)と予想します。
2016年も2017年も得点率は50%程度と、あまり変わっていません。
しかし、2018年の化学の平均点が上がることを予想すると第2問は、易化すると予想されます。
頻出の結合エネルギーや平衡の問題、電気分解の問題が確実に解ければ、高得点が期待できます。
第3問|無機物質
2016年の平均点は12.6点/23.0点。
2017年の平均点は13.6点/24.0点
でした。
2018年の難易度は易化すると予想します。
第3問も2016年も2017年の得点率が50%程度と、あまり変わっていません。
しかし、2018年の化学の平均点が上がることを予想すると第3問は、易化すると予想されます。
無機化学の勉強は暗記事項がとても多いですよね。
しかし、逆に言えば、暗記さえしてしまえば得点をとるのが簡単ということです。
得意分野にすれば、化学自体の点数が安定しやすくなるので、食わず嫌いせず暗記してしまいましょう。
ただ、正誤問題は細かい知識を問われるので、過去問演習をしっかり積みましょう。
第4問|有機化合物
2016年の平均点は9.2点/19.0点。
2017年の平均点は9.9点/19.0点
でした。
2018年の難易度は昨年並みと予想されます。
有機化合物の問題は5割弱の平均点でずっと推移しているので、2018年も難易度は変わらないと予想します。
有機化学も無機化学と同じくらい暗記する量がありますよね。
また、有機化学は暗記をしてさらに問題演習を積まないと、なかなかできるようになりません。
エチレンやアセチレンの性質、構造式決定の問題などは頻出です。
近年はさらに、界面活性剤の性質など細かい知識も問われてきていますので、万全の準備をしておきましょう。
第5問~第7問|高分子化合物|合成高分子化合物|天然高分子化合物
第5問の2016年の平均点は3.9点/6.0点。
2017年の平均点は2.7点/4.0点でした。
第6問の2016年の平均点は3.5点/6.0点。 2017年の平均点は3.3点/5.0点でした。
第7問の2016年の平均点は3.2点/6.0点。
2017年の平均点は3.0点/5.0点でした。
2018年の難易度は昨年並みと予想されます。
第5問から第7問は配点が低いので、1問でも極端に難しい問題や簡単な問題を入れてしまうと、平均点が大きく変わります。
ですので2018年の難易度もこれまでと変わらないと予想します。
単量体と重合体、アミノ酸、糖類、合成ゴムなど覚えることがてんこ盛りですが、暗記さえしてしまえば得点が安定します。
問題集と過去問の問題を確実に解けるようにしましょう。
まとめ
2018年共通テスト【化学】の難易度は易化(簡単になる)、と予想されます。
しかし、難化する可能性も捨てきれません。
難化したときのことを想定しておけば、本番で失敗する可能性が減ります。
どんな問題が出てきても対処できるよう、しっかり勉強しておきましょう!
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