英語の長文が急に読めなくなった経験はありませんか?
この記事では
・英語長文が急に読めなくなったと感じる原因
・英語長文が急に読めなくなったときの3つの対策
について説明しています。
目次
英語長文が急に読めなくなった原因
あなたが英語長文を読めなくなったと感じたら、原因は大きく分けて2つです。
英語が母語ではないから
英語長文が急に読めなくなった一番の原因は、英語が母語ではないからです。
母語である日本語が急に読めなくなったことはありますか?
おそらくないはずです。
それは日本語が日本人の母語だからです。
日本語は無意識にも毎日読むので、読めなくなることはありません。
しかし、英語を読む頻度は日本語を読む頻度に比べて、かなり低いので読めなくなることがあるのです。
例えるなら、数学の勉強をしばらくやらないと、計算速度が落ちるようなものです。
読むスピードが速い(速読している)から
文を読むスピードが速いと、英語は読めなくなります。
日本語でも速く読めば読むほど、文の理解度が下がりますよね。
そもそも英語を速読するという発想は危険です。
実は、難関大学入試レベルの英文は、ネイティブが読んだとしても難易度が高いです。
その英文を、英語を片手間に勉強している日本の受験生が、速読するなどできるはずもありません。
『速読しないと時間内に解ききれない』という反論があるかもしれませんが、
日本の英語の入試問題においては、120wpm(1分で120語読む速度)で読めば十分解き終わります。
英語長文が読めなくなったときの対策1|読むスピードを落とす
英語が読めなくなったときの対策の1つ目は、『読むスピードを落とすこと』です。
英語が読めなくなった原因の『読むスピードが速いから』対策です。
ゆっくり読むことで、一語一語をしっかり認識できるので、英語を日本語に訳しながら読むことができます。
英語長文が読めなくなったときの対策2|構文を取りながら読む
英語が読めなくなったときの対策の2つ目は、『構文を取りながら読むこと』です。
英語が読めなくなった原因の『英語が母語ではないから』対策です。
構文を取りながら読むことで、英語と日本語の間にある言語の壁を、取り除くことができます。
英語が読めないときは構文を取ることをやっていないことが多いです。
例えば
Various drugs have now been developed that help people who are suffering from memory problems.
という英文を構文を取らずに読めますか?
関係代名詞thatの先行詞はVarious drugs で、whoの先行詞はpeopleで・・・と、
構文を取りながら読まないと読めないはずです。
ちなみに日本語訳は『記憶障害で苦しんでいる人々を助ける新薬が、現在開発されている。』です
英語長文が読めなくなったときの対策3|毎日長文を読む
英語が読めなくなったときの対策の3つ目は、『毎日長文を読むこと』です。
英語が読めなくなった原因の『英語が母語ではないから』対策です。
毎日長文を読むことで、母語ではない英語を、母語である日本語に近づけることができます。
長文を読むことで、記憶にある単語や文法の知識、英語を読む感覚をメンテナンスできます。
逆に言えば、毎日英語を読まなければ、単語や文法の知識や英語を読む感覚はさびついてしまいます。
まとめ
この記事内容を簡単にまとめると、
・英語が母語ではないから
・英語を速読しているから
・英語を読むスピードを落とす
・構文を取りながら読む
・毎日英語長文を読む
となります。
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まさにこの状態に陥りました。
急いで読まないと、という意識が先行しすぎて内容を掴めかなってしまいました。丁寧に構文を取りながら120wpmで読めるように訓練していきます。それと、慶應SFCのような超長文でも120wpmで間に合いますかね? TOEFLよりちょい長めで、問題も似てるらしいです。
コメントありがとうございます。
慶應SFCは、1200~1500wordsの超長文読解問題が2題とのことですが、仮に1500wordsが2本だったとしても、
120wpmで読めば26分ですべて読み終わる計算になりますので、120分の試験時間のうち90分は設問を解ける時間にあてられます。
ですので、120wpmで間に合うと思われます。