分詞構文の訳し方を徹底解説!悩んだら『そして』と訳そう!

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この記事では分詞構文の訳し方について、徹底的に解説していきます。

この記事の内容が頭に入れば、難しい分詞構文の訳し方も、すぐわかるになります。

分詞構文の基本的な説明のあとに、分詞構文の5つの訳し方、さらには簡単に訳すコツが書かれています。

時間がない方は、下の目次のお好きなところからお読みください。

分詞構文の訳し方を学ぶ前の準備

分詞構文の訳し方を学ぶ前の準備

分詞構文を訳すためには、分詞構文、さらには分詞について知らなければなりません。

なので、はじめに分詞について説明し、その後分詞構文について説明します。

分詞とは?

分詞とは、名詞を修飾することができる、形容詞と似たような働きができる品詞です。

分詞と修飾される名詞との関係によって、現在分詞doingか、過去分詞doneを使い分けます。

『【名詞】が…する』という能動関係の場合は・・・現在分詞doing

『【名詞】が…される』という受動関係の場合には・・・過去分詞done

また、分詞単独で用いる場合は、名詞の前に置き、

分詞が他の語句を伴う場合は、名詞の後ろに置きます。

これだけでは理解しにくいと思うので、例文で確認してみましょう。

Ken blew out the burning candle on the table.

 

『ケンはテーブルの上にあった、燃えているろうそくをふきけした。』

※blew out 『ふきけす』 

ここでは、現在分詞 burningthe candle という名詞を修飾していますね。

名詞と分詞が能動関係なので、現在分詞burningが使われています。

もうひとつ例文をみてみましょう。 

Apple developed a computer operating system called Mac.

 

『アップル社は、マックと呼ばれるコンピュータシステムを開発した。』

この文では、calledという過去分詞が、a computer operating system という名詞を修飾しています。

名詞と分詞が受動関係のため、過去分詞calledが使われている、というわけなのです。

分詞構文とは?

分詞構文とは

分詞構文とは、分詞の句が、文を修飾するものです。

※句とは…2語以上のかたまりで、S(主語)V(動詞)を含まないもの

これだけではわかりづらいので、例文をみてみましょう。

分詞句の部分を赤く示しています。

例文 

 

Visiting Ken’s house, I took some vegetables.

 

『ケンの家を訪れた時、私はいくつかの野菜をもって行った。』

 Visiting Ken’s houseという分詞句が、I took some vegetablesを修飾しています。

例文

 

Knowing the truth, Nobita didn’t tell it to me.

 

『その事実を知っていたけれども、のび太は私にそれを言わなかった。』

 Knowing the truthという分詞句が、GOD didn’t tell it to meを修飾 しているのがわかるでしょうか。

分詞構文はなくても文が成り立ちますが、補足情報を入れたい時に使います。

また、分詞構文は文頭、文中、文末のどこでも使えます。

分詞構文の5つの訳し方

分詞構文の5つの訳し方分詞構文の訳し方は、大きくわけて5つあります。

どの訳し方にするかは、文脈によってきまり、どの意味になるかはっきりしないことも多いです。

しかし、『条件』や『譲歩』になる分詞構文は、ほぼイディオム(熟語)でしか出ないので、後述するイディオムを覚えましょう。

また、『付帯状況』の分詞構文は、ほぼ文末でしか使われないことも覚えましょう。

 「時」 〜するとき 

I fell running in the park.

 

『公園で走っているときに転んでしまった。』

whenやwhileといった接続詞と同じ訳し方になります。

 「理由」 〜なので

Praised by her teacher, Kanako looked happy.

 

『先生にほめられたので、かなこは嬉しそうだった。』

接続詞becauseと同じ訳し方です。

 「付帯状況」 〜しながら

Madoka shook hands with her friends,smiling brightly.

 

『まどかは明るく笑いながら、友だちと握手をした。』

この付帯状況の分詞構文は、文末で使われることがほとんどです。

 「条件」 〜すれば 

Compared with his brother, he is small.

 

『兄と比べると、彼は背が高くない。』

条件を表す分詞構文は、Ifと同じ訳し方です。

 「譲歩」 〜ではあるが 

Admitting you are honest, I dislike you.

 

『正直なことは認めるけれども、わたしは君が嫌いだ。』

譲歩を表す分詞構文は、イディオム以外ではほとんど使われません。

分詞構文の訳し方のコツ|悩んだら『そして』と訳そう

分詞構文の訳し方のコツ|悩んだら『そして』と訳そう

いま紹介した5つの分詞構文の訳し方は、しっかり覚えてほしいのですが、

長文を読むときに、いちいちどれか考えていたら、読むのが遅くなってしまいます。

ですので、分詞構文の簡単な訳し方をお教えします。

それは、分詞構文をみたら『そして』か『~しながら』と訳すことです。

例文を出します。

Knowing that I like cats, She sent me good books on cats.

この文の場合、『~しながら』と訳すより『そして』の方がしっくりきそうですよね。

『わたしが猫好きなことを知っていた。そして、彼女はすてきなねこの本を送ってくれた。』

『そして』と訳してみることで、分詞構文本来の意味が見えてきます。

『知っていて、送ってきた』⇒『知っていたので、送ってきた』

このようにすると、自然と『~ので』という『理由』の訳し方を思いつきますよね。

かなり効果的なのでぜひ試してみてください。

条件と否定の分詞構文のイディオム

さきほど書いた、「条件」や「譲歩」の意味になるイディオムの分詞構文です。

しっかり覚えておきましょう。

【イディオムになる分詞構文】

strictly speaking  厳密に言えば

roughly  speaking おおまかに言えば 

frankly speaking 素直に言えば

generally speaking 一般的に言えばs

peaking of A  Aと言えば    

weather permitting 天気がよければ

judging from A  Aから判断すれば

considering A Aを考慮すれば

これらを押さえておけば、大学受験では大丈夫です。

分詞構文の訳し方練習問題

分詞構文の訳し方練習問題

分詞構文の練習問題です。

1 「時」 〜するとき

2 「理由」 〜なので 

3 「付帯状況」 〜しながら 

4 「条件」 〜すれば 

5 「譲歩」 〜ではあるが

のどれに当てはまるか、またはイディオムなのか考えて訳してみてください。

問題

①Having no money, I didn’t buy the book.

 

 

『お金を持っていなかったので、私はその本が買えなかった』【理由】

文脈から意味を決めましょう。

②Walking down the street, I found a 1000-yen bill.

 

 

『道を歩いていたら、千円札を見つけた。』【時】

この文も、文脈からでしか意味が決まりません。

③Admitting that you completed it, I can’t trust you.

 

 

『君がそれをやり終えたことは認めるけれども、私は君のことが信用できない。』【譲歩】

イディオムでない譲歩の分詞構文です。

④Speaking of cars, I’ve got expensive one.

 

 

『車について言えば、私は高いやつを持っている』【条件】

イディオムを見抜けるかどうかがポイントです。

⑤The typhoon hit our city, causing a lot of damage.

 

 

台風が私たちの町を襲い、多くの被害をもたらした。』【付帯状況】

文末にある分詞構文は『付帯状況』の意味になることが多いです。

⑥Reading a book, Dekisgi found a misprint.

 

 

『本を読んできたとき、出来杉は誤植をみつけた。【時】

文脈から意味を決めましょう。

まとめ

では最後にこの記事の重要な部分を、簡単にまとめてみます。

・分詞構文とは・・・分詞の句が、文を修飾するもの

【分詞構文の訳し方】

1 「時」 〜するとき 

2 「理由」 〜なので 

3 「付帯状況」 〜しながら

4 「条件」 〜すれば 

5 「譲歩」 〜ではあるが 

・簡単な訳し方は『そして』『~しながら』と訳すこと

・『条件』と『譲歩』はイディオムが多く、文末の分詞構文は付帯状況が多い

実際の長文読解では、どの訳し方か考えることなく読めるのが理想ですが、

慣れるまではどの訳し方かを、ちゃんと考えることが重要です。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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