英語の倒置法とは?例文で倒置文の意味や訳し方を丁寧に解説!

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『倒置』って一見わかっているようで、実はよく知らないのではないでしょうか。

この記事ではそんな倒置文(倒置法)について、詳しく解説していきます。

「倒置法」と聞いて、顔をしかめるかたもいるかもしれませんが、初心者の方でもわかりやすいように解説していくので、安心してついてきてください。

英語の倒置法(倒置文)とは?強調の意味あり!

倒置法(倒置文)とは?強調の意味あり!

倒置文(倒置法)とは、表現上の効果をあげるために、通常の語順が変更された文のことです。

例えば日本語でも、「誰と行くんだ、君は。」といった倒置文があります。

『誰と行くのか』ということを強調したいときに、このような言い方をしますよね。

英語でも同じようなことが起こる、と考えてくれれば大丈夫です。

代表的なものに、副詞表現が先頭に来てそのあとに、疑問文の形がくるものがあります。

ここで注意点があります。

英語における倒置文とは、疑問文の語順の文のことです。

日本語ではいろいろな倒置のしかたがありますが、英語における倒置の語順は、疑問文の語順のみです。

次の例文をみてください。

例文 Never did I dream of making a fortune by investing in the stock market.

『株式市場に投資して財産を築くことなど、夢にも思わなかった。』

※fortune 財産 ※dream of… …を夢見る

先程も書いたとおり副詞のneverが先頭に来て、そのあとに疑問文の形が来ていますよね。

倒置になる前の文は、

I don’t dream of making a fortune by investing in the stock market. 

です。

語順が変更されneverが先頭にくることによって、否定の意味が強調されています。

否定が強調されているため、例文のような語順になります。

倒置文の訳し方【意味は変わらない!】

倒置文の訳し方【意味は変わらない!】

倒置文だけでなく、和訳の基本的な考え方を身につけたいという方は、こちらをご覧ください。

英文和訳のコツ|和訳の3ステップを1から解説!|練習問題つき

倒置文の訳し方は難しくありません。

単に、もとの語順に戻したときの訳をあてはめるだけです。

ただ、その倒置でどんな表現技法をねらっているのかを考えて訳すと、よりベターです。

例えば、強調するために倒置が起きていると考えたら、それを訳に反映させてみてください。

例をみてみます。

例文 Happy are those who are satisfied. 

『幸せなのは満足しているものだ。』

まずもとの文に直してみます。

Those are happy who are satisfied.

whothoseを先行詞とする関係代名詞ですね。

このまま訳すと『満足しているものは幸せだ。』となりますが、この文ではhappyの部分を強調したいと考えられますので、

『幸せなのは満足しているものだ。』

とhappyの訳を、文頭にもってきてあげるとよいでしょう。

happyのあとは、疑問文の語順になっていることがわかるでしょうか。

また

Those who are satisfied are happy. 

と書きかえることもできます。

倒置法(倒置文)の例文【否定の副詞、補語、方向や場所を表す副詞】

倒置法(倒置文)の例文【否定の副詞、補語、方向や場所を表す副詞】

では倒置文の例文をいくつか紹介していきます。

倒置文は、『否定の副詞』『補語』『方向や場所を表す副詞』が文頭にくる場合を押さえておけば、ほぼ大丈夫です。

否定の副詞(onlyなど)が文頭にくる例文

否定の副詞である、never, nor, no sooner, hardly, only などが文頭にくると、強制的に倒置が起こります。

onlyは一見、否定の副詞に見えないので注意が必要です。

Only in this way can I explain the problem.

『その問題はこのようにしか説明できない』

Never have I seen such a beautiful woman. 

『こんな美しい女性をわたしは見たことがない。』

補語が文頭にくる例文

補語が文頭にきた場合、強制的に倒置がおこります。

普通の語順をSVCとすると、CVSになる感じですね。

Happy is a man who marries a good wife.

『よい妻をめとる人は幸せだ。』

Wonderful was the view from the mountain top.

『素晴らしかったのは山の頂上から見える景色だった。』

方向や場所を表す副詞が文頭にくる例文

場所や方向を表す副詞が文頭にくる場合も、強制的に倒置がおこります。

Down fell a banana.

『落ちてきたのはバナナだった。』 

Here comes the car. 

『ほら!車が来るよ』

In my room is a secret door that leads to a secret world.

『私の部屋には、秘密の世界に通じる秘密のドアがある。』

倒置文を訳す練習問題

倒置文を訳す練習問題

では復習として、倒置文を訳す練習問題をやってみましょう。

①Not only do the workers want a pay increase ,but they also want reduced hours. 

※pay increase『賃上げ』

注目すべきは、not only という副詞句ですね。

さきほども書いたように only は否定の副詞句なので、強制的に倒置がおこります。

その後の do the workers は、疑問文のように見えますが

英語における倒置文とは、疑問文の語順の文のことです。

日本語ではいろいろな倒置のしかたがありますが、英語における倒置の語順は、疑問文の語順のみです。

なので倒置が起きているということがわかります。

訳すときは、もとの語順に直すとわかりやすいです。

 The workers want not only a pay increase ,but also reduced hours. 

とするとわかりやすいですよね。

ですので訳は『労動者たちは、賃上げだけでなく労働時間の削減も望んでいる。』となります。

まとめ

最後にこの記事の内容を簡単にまとめます。

倒置法(倒置文)まとめ

・倒置法(倒置文)とは、表現上の効果をあげるために、通常の語順が変更された文 

・英語における倒置は疑問文の語順

・代表的なものに『否定の副詞』『補語』『方向や場所を表す副詞』が文頭にくる場合がある

倒置文は最初に学んだときは、難しそうに思えますが知識をつければスラスラ読めるようになります。

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